スキンケアのやりすぎかも?夏は「足す」より「整える」
スキンケアを頑張っているのに肌がごわつく。そんな夏の肌に、ケアを増やす前に角質や肌状態を見る「整える美容」という選択肢をご紹介します。
肌の調子が気になると、何かを足したくなります。
美容液を増やす。
パックをする。
角質ケアを追加する。
きれいになりたいからこそ、そう考えるのは自然です。
ただ、夏の終わりの肌は少し複雑です。
紫外線や汗、皮脂、冷房の影響が重なります。
そこへ毎日の洗顔やクレンジングも加わります。
こうした時期にケアを重ねすぎて、知らないうちに「肌を忙しくさせている」可能性が示されています。
だからこそ、コンフィアンスが大切にしたいのは「もっと足す」だけではない考え方です。
肌の調子が悪いときほど、何かを足す前に、今の肌が受け入れられる状態かを見てみてください。
この記事でわかること
スキンケアを増やしても肌が整わない理由と、「何を足すか」より「今の肌が受け入れられるか」を見るケアの考え方がわかります。
この記事のポイント
・スキンケアは、多ければ多いほどよいとは限りません
・ごわつきや乾燥が気になるときは、角質や肌状態も見てみます
・ケアを減らすことは、何もしないことではありません
スキンケアは、増やすほどよいとは限りません
夏は肌悩みが増えやすい季節です。
日焼けしたら美白ケア。
乾燥したら美容液。
ごわついたら角質ケア。
ひとつずつ見ると、不自然な選択ではありません。
ただ、いくつも重なると、肌に触れる回数も増えます。
洗う。
塗る。
なじませる。
拭く。
こうした小さな刺激が重なることもあります。
肌の調子が悪いときほどパックや美容液、強めの角質ケアを重ねやすいものです。
もちろん、美容液やパックが悪いわけではありません。
ピーリングや角質ケアも、肌状態に合えば選択肢になります。
ここで見直したいのは、アイテムそのものではなく「今の肌に必要かどうか」です。
そんなときに意識したいのが、何を追加するかより、肌の様子を見ることです。
「足す前に整える」とはどういうこと?
コンフィアンスでは、表面だけを見るのではなく、角質や肌全体の状態を見ることを大切にしています。
角質は、肌の一番外側にある部分です。
乾燥や摩擦などが重なると、ごわついたり、化粧水がなじみにくく感じたりすることがあります。
過去の記事でも、保湿しているのに乾燥するときは、量だけではなく「肌が受け入れにくい状態になっていないか」を見るという考え方を扱ってきました。
つまり、乾燥したからといって、高保湿のものを次々に重ねればよいとは限りません。
肌表面がごわついている。
化粧水がなじみにくい。
触るとつっぱる。
そんな日は、まず角質や肌状態を見る。
与える前に、受け入れられる状態をつくることが大切です。
これは、特別なケアを増やすという意味ではありません。
こすりすぎない。
洗いすぎない。
肌の様子を見ながら、やさしく整える。
そのうえで、必要なものを丁寧になじませます。
「足す美容」と「整える美容」は、どちらか一方が正しいという話ではありません。
今の肌に合わせて、選び方を変える。
そのくらいの考え方で大丈夫です。
ケアを減らすことは「何もしない」ことではありません
スキンケアをシンプルにすると聞くと、少し不安になるかもしれません。
「ケアが足りなくならないかな」
「乾燥しないかな」
そう感じるのも自然です。
でも、ここでいう引き算は、必要なケアまでやめることではありません。
肌が整いやすい環境をつくるために、刺激や工程を増やしすぎないという考え方です。
「肌の夏休み」は、何もしないのではなく、過剰なケアを減らして肌が整いやすい環境をつくるものです。
まずは3つだけ見直してみる
たとえば、次の3つです。
・洗顔やクレンジングでこすりすぎていないか
・ごわつくたびに角質ケアを増やしていないか
・調子が気になるたびにアイテムを追加していないか
当てはまったからといって、今までのケアが間違いだったわけではありません。
肌は季節によって変わります。
今まで合っていた方法が、今は少し重く感じることもあります。
そんなときは、一度シンプルに戻してみる。
そして、化粧水は一度にたくさんではなく、少量ずつやさしくなじませます。
以前の記事でも、必要以上に重ねず、肌の様子を見ながら調整することをコンフィアンスの基本的な考え方として扱っています。
肌を変えようと急ぐより、まず受け入れやすい状態をつくる。
それも、夏の終わりに取り入れやすい選択肢のひとつです。
まとめ
スキンケアを頑張っているのに肌が整わないときは、次のポイントを見てみましょう。
・ケアは多ければ多いほどよいとは限りません
・ごわつきや乾燥がある日は、角質や肌状態にも目を向けます
・高保湿を重ねる前に、肌が受け入れやすい状態かを見ます
・シンプルにすることは、何もしないことではありません
・必要なケアを、やさしく丁寧に続けることが大切です
肌が気になると、「もっと何かしなきゃ」と思う日もあります。
そんな日は、少しだけ問いを変えてみてください。
「何を足そう?」ではなく、
「今の肌は受け入れられそうかな?」
まずは肌を“整える”ことから始めてみてください。
【FAQ1】
Q:スキンケアは何個くらい使うとやりすぎですか?
A:アイテム数だけで決まるものではありません。肌状態や使い方によって感じ方は変わります。ごわつき、つっぱり、なじみにくさが気になるときは、工程や触れる回数を見直してみるのも選択肢です。
【FAQ2】
Q:パックやピーリングはやめたほうがよいですか?
A:必ずしもやめる必要はありません。肌状態に合えば取り入れられるケアです。ただ、乾燥やごわつきが気になるときに次々と重ねるのではなく、今の肌の様子を見ながら頻度や使い方を考えてみてください。
【著者】
佐々木千草
【著者プロフィール】
職種:化粧品企画開発
経験年数:7年
化粧品業界にて7年間、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア商品の企画開発に従事。市場・競合調査からコンセプト立案、容器・パッケージ資材の仕様選定及びデザイン立案、発注業務、販促支援まで一貫して担当。お客様目線と戦略的な視点を掛け合わせた商品づくりに努め、敏感肌・エイジングケア・機能性コスメなど幅広いカテゴリーに対応可能。
【監修】
小平 麻貴
【役職/専門領域】
商品開発部 部長
化粧品製造業・化粧品製造販売業 総括製造販売責任者