夏のスキンケア|見直したい3つの習慣
夏の終わりに肌疲れやごわつきを感じたら、増やすより見直すことも大切です。今日から減らしたい3つの習慣と、やさしいケア手順をご紹介します。
夏の終わりになると、肌がなんとなく疲れて見える。
ごわつく。
化粧水がなじみにくい。
いつものケアがしっくりこない。
そんな変化を感じることがあります。
8月の肌は、紫外線や汗、皮脂、冷房など、いろいろな影響を受けています。さらに、日焼け止めやメイクを落とす毎日のケアも重なります。
だからといって、全部のスキンケアをやめる必要はありません。
大切なのは、今の肌にとって少し負担になっていそうなことを、一つずつ見直してみることです。
全部やめる必要はありません。まず一つ、肌への負担になっていそうな習慣を減らすところから始めてみてください。
この記事でわかること
夏の終わりに見直したい3つのスキンケア習慣と、全部をやめずに、肌への負担を減らしながら整える方法がわかります。
この記事のポイント
・ごわつくときほど、強い角質ケアを重ねすぎない
・ベタついても、水分ケアまで減らしすぎない
・調子が気になるときほど、化粧品を次々に変えない
夏の終わりに見直したい3つのスキンケア習慣
肌の調子が気になると、何かを追加したくなります。
でも、8月末は「足す」だけではなく、「少し減らしてみる」ことも選択肢です。
ここでは、今日から見直しやすい3つの習慣をご紹介します。
- ごわつくたびに強い角質ケアを重ねる
肌がごわつくと、角質を取りたくなります。
ピーリングやスクラブなどを使いたくなることもありますよね。
そう感じるのも自然です。
ただ、ごわつきに対して角質ケアを重ねることで、乾燥し、またごわつきを感じる流れに注意する考え方があります。
角質ケアそのものが悪いわけではありません。
大切なのは、「たくさん取ること」を目的にしないことです。
肌がごわついている日は、まず乾燥していないか。
つっぱっていないか。
化粧水がなじみにくくないか。
こうした変化も見てみます。
角質ケアをする場合も、肌状態を見ながら、やさしく整える方法を考えてみてください。
- ベタつくから水分ケアまで減らす
夏は汗や皮脂が気になります。
そのため、化粧水まで減らしたくなる日もあります。
ただ、汗や皮脂があることと、肌に十分な水分があることは同じではありません。
7月の記事でも、ベタつきと水分不足が同時に起こることを扱っています。紫外線やエアコン、汗の蒸発なども、夏の乾燥に関係します。
そんなときは、量を一気に増やす必要はありません。
化粧水は、一度にたくさんつけるのではなく、少量ずつ分けてなじませます。
手のひらでやさしくなじませる。
肌の様子を見る。
必要なら、もう一度少量をなじませる。
これまでの記事でも、夏のケアとして、この方法を大切にしてきました。
高保湿を重ねることより、まず肌が受け入れやすい状態かを見ることが大切です。
- 調子が悪いたびに化粧品を次々変える
肌の調子が気になると、新しいものを探したくなります。
「今の美容液が合わないのかな」
「もっと別のものが必要かな」
そう考えることもあります。
でも、次々に変えると、何が今の肌に合っているのか分かりにくくなることがあります。
肌の調子が悪いときに、パックや美容液などを追加し続けるより、基本のケアを丁寧に行い、肌の状態を見る時間をつくる事が大事です。
まずは、今使っているものをすぐに全部変えなくても大丈夫です。
必要以上に重ねず、肌の様子を見る。
その時間をつくることも、立派なケアです。
今日からできる、肌を整えるシンプル3ステップ
何を減らせばよいか迷ったら、順番をシンプルにしてみましょう。
ステップ1 やさしく角質ケアを考える
まずは、ごわつきやざらつきがあっても、強くこすらないこと。
角質ケアを取り入れる場合も、肌状態を見ながら、負担の少ない方法を選びます。
目的は、無理に取り除くことではありません。
肌が水分を受け入れやすい状態へ、やさしく整えることです。
過去の記事でも、角質ケアは「たくさん取り除く」ためではなく、受け入れやすい状態へ整える考え方として扱っています。
ステップ2 化粧水は分けてなじませる
次に、化粧水です。
一度にたくさんつけるのではなく、少量ずつ分けてなじませます。
急がず、こすらず、肌の様子を見ながら行います。
これは、特別なテクニックではありません。
毎日のケアを少し丁寧にするという考え方です。
ステップ3 必要以上に重ねない
最後に、アイテムを増やしすぎないこと。
肌が気になるときほど、いろいろ試したくなるものです。
でも、シンプルにすることで、今の肌の変化に気づきやすくなることもあります。
やさしく整える。
少量ずつなじませる。
必要以上に重ねない。
この3つだけでも、毎日のケアは十分見直せます。
「肌の夏休み」チェックで、今の習慣を見てみる
最後に、ご自身のケアを少し振り返ってみましょう。
「肌の夏休み」のという考え方をもとに、行動に絞って確認します。
・ごわつくと、すぐ強めの角質ケアをする
・夏は化粧水をかなり減らしている
・ベタつきが気になり、何度も顔を触る
・肌の調子が悪いと、すぐ新しいアイテムを足す
・洗顔やクレンジングを念入りにしすぎる
・化粧水がなじみにくく感じる
・最近、肌がなんとなく疲れて見える
いくつか気になる項目があっても、心配しすぎなくて大丈夫です。
全部を一度に変える必要もありません。
まず一つだけ。
「今日はこすらないようにしよう」
「化粧水を少量ずつつけよう」
「新しいものを足す前に、少し様子を見よう」
そのくらいからで十分です。
まずは肌を“整える”ことから始めてみてください。
自分の肌にどの方法が合うのか迷ったときは、一人で決めきらなくても大丈夫です。
肌状態を見ながら、今のケアを一緒に見直す方法もあります。
お気軽にご相談ください。
まとめ
夏の終わりに肌疲れを感じたら、次の3つを見直してみてください。
・ごわつくたびに強い角質ケアを重ねない
・ベタついても、水分ケアまで減らしすぎない
・調子が気になるたびに化粧品を次々変えない
・化粧水は少量ずつ分けてなじませる
・必要以上に重ねず、肌状態を見る
全部を一度に変える必要はありません。
まずは、今日できそうなことを一つだけ。
肌に触れる力を少しやさしくする。
化粧水のつけ方を丁寧にする。
そんな小さな見直しからでも大丈夫です。
今の肌に合うケアが分からないときは、相談することも選択肢のひとつです。
無理なく続けられる方法を、一緒に考えていきましょう。
【FAQ1】
Q:スキンケアを減らすと保湿不足になりませんか?
A:減らすこと自体が目的ではありません。必要な水分ケアは続けながら、重ねすぎや触れすぎを見直す考え方です。化粧水を少量ずつ分けてなじませる方法も試してみてください。
【FAQ2】
Q:肌がごわつくときも角質ケアをしてよいですか?
A:肌状態に合えば選択肢になります。ただ、ごわつきには乾燥や摩擦なども関係します。強く取り除く前に、つっぱりやなじみにくさなども確認してみてください。
【著者】
佐々木千草
【著者プロフィール】
職種:化粧品企画開発
経験年数:7年
化粧品業界にて7年間、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア商品の企画開発に従事。市場・競合調査からコンセプト立案、容器・パッケージ資材の仕様選定及びデザイン立案、発注業務、販促支援まで一貫して担当。お客様目線と戦略的な視点を掛け合わせた商品づくりに努め、敏感肌・エイジングケア・機能性コスメなど幅広いカテゴリーに対応可能。
【監修】
小平 麻貴
【役職/専門領域】
商品開発部 部長
化粧品製造業・化粧品製造販売業 総括製造販売責任者