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冬 化粧水 使い方|夏との違いと乾燥対策

冬と夏で化粧水の使い方は変えるべき。冬のバリア低下の仕組み、目元・口元が乾燥しやすい理由、季節別の重ね方と注意点を専門家視点で解説。

冬になると、化粧水をしっかり使っているのに
「つっぱる」「粉を吹く」「目元や口元だけ荒れる」——
そんな違和感を感じたことはありませんか。

結論から言うと、冬と夏で化粧水の使い方は変える必要があります。
理由はシンプルで、季節によって肌が置かれる環境が大きく変わるからです。

現場では
「夏は皮脂があるから保湿を減らした」
「冬は化粧水を増やしたのに、かえって乾いた」
という声をよく耳にします。
そこには、“使い方の思い込み”が隠れています。

この記事では、皮膚科学の基本を踏まえながら、
季節ごとの化粧水の使い方と、乾燥しやすい目元・口元の考え方を、
無理なく続けられる形で整理します。

この記事でわかること
・冬と夏で化粧水の「使い方」を変えるべき理由
・冬にバリア機能が落ちやすいメカニズム
・目元・口元が乾燥しやすい“構造的な理由”と対処法
・ベタつかずに潤う「季節別の重ね方・順番」
・やりがちなNG習慣と、今日からの改善ステップ

この記事のポイント
・化粧水は“つける”よりどう使うか(運用)が重要
・冬の乾燥はバリア機能の低下が本丸。対策は設計で決まる
・目元・口元は同じケアだと負ける部位。分けるだけで安定する

冬と夏で「化粧水の使い方」を変えるべき理由

化粧水の役割は、肌に水分を与えること。
ただし、与えた水分をそのまま留めておくのは得意ではありません。

そのため化粧水は、単体で完結するものではなく、
季節に合わせて量や回数、順番を調整しながら使うアイテムです。

冬は湿度が下がり、暖房の影響もあって、
肌の水分が蒸発しやすい環境になります。
角層の水分量が落ちやすく、つっぱりや粉ふきが起きやすいのもこのためです。

一方、夏は汗や皮脂で潤って見える分、
保湿を省いてしまいがち。
けれど紫外線や冷房の影響で、内部が乾く状態になりやすいことも、現場ではよく知られています。

つまり、
「冬だから増やす」「夏だから減らす」
それだけでは、肌の状態に合わないことがあるのです。

季節ごとに意識したいのは、量よりも“水分を保ちやすい状態をつくること”。
ここを押さえるだけで、年間を通してケアが安定しやすくなります。

冬季に起こるバリア機能低下の仕組み

バリア機能とは、肌の水分を逃がしにくくし、
乾燥や摩擦などの刺激から守る仕組みのことです。

冬に起こりやすいのは、
「水分が足りない」よりも
「水分を抱え込みにくい状態」になっていること。

乾燥した環境で角層の水分量が下がると、
肌はゴワつきやすくなり、つっぱりや粉ふきが出やすくなります。

ここでありがちなのが、
化粧水をひたすら重ねてしまうこと。

重ねづけ自体が悪いわけではありませんが、
土台が整っていないと、水分は逃げやすくなります。

冬は、足すよりも、立て直す。
洗いすぎや摩擦を避けて、
水分を保ちやすい状態をつくることが、いちばんの近道です。

目元・口元が乾燥しやすい理由と、部位別ケアの基本

顔全体は問題ないのに、
目元や口元だけ荒れる——これは珍しいことではありません。

目元は皮膚が薄く、よく動く場所。
口元も会話や食事で動きが多く、摩擦が起きやすい部分です。

つまりこの2か所は、
乾燥・摩擦・動きが重なりやすいエリア。

だからこそ、顔全体と同じ扱いをすると、
どうしても不安定になりやすくなります。

部位別ケアは、手間を増やすためではなく、
迷いを減らすための考え方。

全体を増やすより、
乾きやすい部分をそっと守る。
そのほうが、結果的にシンプルで続きます。

季節別|化粧水の正しい重ね方と「べたつかない潤い」の作り方

ここからは、今日から実践しやすい使い方の話です。
ポイントは、「たくさんつける」より
潤いが残る形にすること。

夏は洗いすぎに注意しつつ、
軽めでも保湿は省かない。
冬は一度に多くつけるより、
少量を分けてなじませる。

判断基準は難しくありません。
つけたあと、すぐ乾くかどうか。
その日の肌の反応で、回数を調整すれば大丈夫です。

気持ちよく続けられること。
それが、季節をまたいでも安定するコツです。

やりがちNG習慣と、今日からできる改善チェックリスト

スキンケアは、頑張りすぎると逆効果になることがあります。
特に多いのが、次の2つです。

ひとつ目は、洗いすぎや熱いお湯。
すっきりした感じはありますが、
実は乾燥を招きやすい習慣です。

ふたつ目は、夏の保湿を省いてしまうこと。
軽めに切り替えるのは問題ありませんが、
保湿そのものをやめてしまうと、不調につながりやすくなります。

また、スキンケアに即効性を求めすぎると、
「合っていない」と感じやすくなります。

大切なのは、
無理なく続くこと。

今日から見直したいポイントは、この5つです。
・洗いすぎていない
・熱いお湯を使っていない
・夏も保湿を省いていない
・冬は少量を分けて使っている
・目元・口元は別で守っている

これだけで、季節の変化に振り回されにくくなります。

まとめ

冬と夏では、
肌が置かれる環境も、乾燥の起こり方も大きく変わります。
それなのに、化粧水の使い方を一年中同じにしていると、
違和感や不調が出やすくなるのは自然なことです。

大切なのは、
「増やす・減らす」ではなく、季節に合わせて“整え方”を変えること。
・冬は、量よりも残り方を意識する
・夏は、軽く整えつつ保湿を手放さない
・目元・口元は、全顔と同じ扱いをしない

これだけで、肌はかなり安定しやすくなります。

迷ったときは、
今いちばん困っているのが
「いつ」「どこ」で起きているかを考えてみてください。

入口(洗顔)と、
乾きやすい部分の扱いを見直すだけでも、
季節の変化に振り回されにくくなります。

化粧水は、頑張るためのものではありません。
気持ちよく続く使い方に整えること。
それが、冬も夏も肌を落ち着かせる近道です。

【FAQ1】
Q:冬は化粧水を増やしているのに、なぜ乾燥するんですか?
A:冬は乾燥環境で角層水分量が落ちやすく、バリアが弱ることで水分が保持できない状態になりがちです。 化粧水を足すだけだと蒸散して「つけても乾く」になりやすいので、少量の重ねづけ+洗いすぎ回避など“保持できる土台づくり”が重要です。

【FAQ2】
Q:夏はベタつくので保湿を減らしていいですか?
A:減らしすぎはおすすめしません。夏は汗や皮脂で潤って見えても、紫外線や冷房で内部が乾くインナードライが起きやすいからです。さっぱりした使用感に切り替えても、化粧水+保湿剤(乳液やジェル)で水分保持するのが基本です。

【著者】
佐々木千草

【著者プロフィール】
職種:化粧品企画開発
経験年数:7年
化粧品業界にて7年間、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア商品の企画開発に従事。市場・競合調査からコンセプト立案、容器・パッケージ資材の仕様選定及びデザイン立案、発注業務、販促支援まで一貫して担当。お客様目線と戦略的な視点を掛け合わせた商品づくりに努め、敏感肌・エイジングケア・機能性コスメなど幅広いカテゴリーに対応可能。

【監修】
小平 麻貴

【役職/専門領域】
商品開発部 部長
化粧品製造業・化粧品製造販売業 総括製造販売責任者

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