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夏 肌の乾燥対策|インナードライの正体とは

夏でも肌が乾燥する理由をご存知ですか?インナードライや毛穴トラブルの原因と正しいケア方法を専門家が解説します。

汗ばむ季節、肌がテカるから保湿は不要だと思っていませんか?実はその考え方、肌トラブルを加速させているかもしれません。
夏は見た目以上に「肌の内側」が乾燥しやすくなる季節。この記事では、専門家の知見と実際の悩みをもとに、夏特有のインナードライ現象や、ターンオーバーの乱れを防ぐスキンケアの基本をわかりやすく解説します。
読んだ直後から、あなたのケアが変わるヒントが詰まっています。

この記事でわかること
・夏の肌乾燥(インナードライ)の原因と正しい理解
・肌のターンオーバーと保湿の関係
・実生活で実践できる具体的な対策方法

この記事のポイント
・夏の肌は「表面うるおい」「内部乾燥」が起こりやすい
・洗いすぎや保湿不足が肌トラブルを招く原因に
・年代・季節ごとに異なるスキンケア戦略が必要

夏の肌が乾燥する本当の理由とは?

一見うるおって見える夏の肌。しかしその内部では、乾燥が進行していることがあります。これは「インナードライ」と呼ばれる状態で、皮脂分泌が増える夏にこそ起こりやすい現象です。

実際に、ある女性からは「汗をかいてテカっているのに、肌がつっぱって乾燥している感じがする」という声が寄せられています。これは、気温や紫外線の影響で肌表面の水分が蒸発しやすくなる一方、冷房の風によって内側の水分保持力が低下している状態。

とはいえ、表面のベタつきだけに注目してスキンケアを怠ると、肌のバリア機能がさらに損なわれ、毛穴詰まりやニキビといったトラブルを引き起こしかねません。そんなあなたにこそ、夏でもしっかりとした保湿ケアが求められるのです。

インナードライを見抜くチェックポイント

肌の状態で見極める3つのサイン
1. 表面はベタつくのに、洗顔後につっぱる
2. 毛穴が開きやすく、皮脂が過剰に出る
3. ファンデーションのノリが悪く、化粧崩れが早い

これらのサインが複数当てはまる方は、インナードライの可能性が高いです。ある30代女性は、「夏だからさっぱり洗顔だけしてたけど、肌がゴワついて化粧が乗らなくなった」と気づき、保湿を見直したところ肌が柔らかくなったそうです。

ブリッジライティング:
とはいえ「夏に保湿なんてベタつきそう」と感じていませんか?そんなあなたにこそ、テクスチャーの軽い化粧水や保湿ジェルの活用をおすすめします。

夏のスキンケアで重要なのは“洗い方”と“うるおし方”

洗顔しすぎは逆効果?皮脂バランスの落とし穴

「皮脂が気になるから」と1日に何度も洗顔したり、強い洗浄力のクレンジングを使っていませんか?それが肌の乾燥をさらに進行させているかもしれません。
専門家からは「とにかくさっぱり洗うことに意識が向きがちですが、それが逆に皮脂の過剰分泌を招き、悪循環に陥ります」との声があります。

夏の保湿は“重ねづけ”がカギ

夏の保湿は「重ねづけ」がキーワード。1回だけでなく、数回に分けて少しずつ化粧水をなじませることで、肌の水分保持力を高められます。
実例として、ある主婦の方は「冷房で乾燥が進む職場では、昼休みに保湿ミストを使って肌の調子が安定した」と語っています。

年代別に変わる肌悩みとアプローチ

30代女性では、仕事・家事・育児などでスキンケアに割ける時間が限られているため、「簡単にできる角質ケアや保湿」が求められています。

40代に入ると、女性ホルモンの減少により、シワ・たるみといったエイジングサインが顕著になります。この段階では、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進するアイテムや、ハリ感を与える成分を含んだスキンケアの導入が重要です。

とはいえ、時間をかけたケアは難しいという方も多いでしょう。そんなあなたにおすすめなのが、1つで保湿・エイジングケアができるオールインワンアイテムなどの時短系スキンケアです。

日常生活の中でできる乾燥対策とは?

夏の乾燥はスキンケアだけでなく、日常習慣にも関係があります。特に注意すべきは、以下の2つの要素です。

・冷房による乾燥と自律神経の乱れ
冷房による急激な温度変化は、肌のバリア機能だけでなく、自律神経にも影響を与えます。肌がカサついたり、血行が悪くなることでターンオーバーが滞る可能性があります。

・冷たい飲み物の摂りすぎによる内臓冷え
夏場はつい冷たいドリンクを取りすぎがちですが、内臓が冷えると代謝が低下し、肌にも悪影響が及びます。常温または温かい飲み物を取り入れることで、体の内側から肌の健康をサポートできます。

まとめ

この記事では、夏に起こるインナードライの原因と見抜き方、洗顔・保湿のコツ、生活習慣に潜む乾燥要因を論理的に解説しました。
「肌がうるおっているようで乾燥しているかも」と感じたら、今こそスキンケア習慣を見直すタイミングです。知識を活かして、今日からインナードライに負けない肌を目指しましょう。

【FAQ1】
Q:夏に肌が乾燥するのはなぜ?
A:紫外線や冷房の影響で肌表面の水分が蒸発しやすくなる一方、内部の水分保持力が低下するためです。

【FAQ2】
Q:夏の保湿は必要ですか?
A:はい、必要です。表面のベタつきとは別に、インナードライを防ぐために、軽いテクスチャーでしっかり保湿することが重要です。

【著者】
佐々木千草

【著者プロフィール】
職種:化粧品企画開発
経験年数:7年
化粧品業界にて7年間、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア商品の企画開発に従事。市場・競合調査からコンセプト立案、容器・パッケージ資材の仕様選定及びデザイン立案、発注業務、販促支援まで一貫して担当。お客様目線と戦略的な視点を掛け合わせた商品づくりに努め、敏感肌・エイジングケア・機能性コスメなど幅広いカテゴリーに対応可能。

【監修】
小平 麻貴

【役職/専門領域】
商品開発部 部長
化粧品製造業・化粧品製造販売業 総括製造販売責任者

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